万引き 内部不正(内引き) を解決する防犯カメラ活用方法 

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第1章
1-1商品ロスの実態を知ろう
1-2万引き被害の現状
1-3内部不正(内引き)の現状
1-4ロス率を割り出す
第2章
2-1万引き犯の傾向を割り出す
2-2効果的な防犯カメラ設置位置の決め方
2-3防犯カメラ設置位置参考図面
2-4防犯カメラで内部不正(内引き)を防ぐ方法
第3章
3-1防犯カメラ設置後の運用方法のポイント
3-2失敗しない防犯会社の選び方


第3-1章 防犯カメラ設置後の運用方法のポイント

防犯機器の役割は、万引き犯や部位部不正実行犯を威嚇することと、従業員では補えない店内の死角を防犯カメラで補い、そして証拠を残すことです。

しかし、防犯カメラを設置したことで安心してしまい、威嚇効果だけを期待して設置さえすれば万引きや内部不正(内引き)が減ると思い込んでいるようなケースも見受けられます。たとえば防犯カメラを設置しても、しっかりモニタリングしていないということも多いのです。

防犯カメラは決して安い買い物ではありません。このように正しい運用をしなければ万引き犯はすぐに見破ります。万引き犯は何度もお店に下見にやってきますし万引き犯同士のネットワークも充実していますので、もし見破られてしまったらせっかく高いお金を出しても効果が全く無くなってしまいます。英語の教材やダイエットの機器は買っただけで効果が表れるというものではなく、購入後に正しく使用する努力があって初めて効果が表れるというのと同様です。防犯カメラも正しく運用することによって初めて効果を発揮して、万引きや内部不正を防ぐことができるのです。下記にそのポイントをまとめます。

ポイント1 モニタリングを常時行う体制を作る
先にもありましたように、防犯カメラ映像をチェックしないと意味がありません。モニター設置位置を決める際には、レジや作業場や事務所など常に従業員が常駐していて無理なく視野に入る位置を選ぶことが大切です。

ポイント2 防犯カメラ映像の角度を調整定期的に調整する
設置当初に調整した角度が本当に死角を捕らえているかと定期的に確認する必要があります。モニタリングしていても不振な行動をとっている人が微妙に見えなかったり確認しにくとという場合も出てきます。こういった箇所のカメラの角度をきちんと調整して見やすいようにします。

ポイント3 防犯カメラを気にしている人をチェックする
普通のお客様は防犯カメラが設置されていても無関心です。お店に入ってくるなり防犯カメラの位置をチェックしていたり、どの向きを撮っているかを確認しているような人物がいたら、万引きの下見をしている可能性がありますので、その人物を監視したり過去映像をプリントアウトして掲示しておくようにします。

ポイント4 録画がきちんとされているかをチェックする
デジタルレコーダーはハードディスクに自動録画されていますので基本的にはメンテナンスフリーで便利なのですが、いざ確認しようとしたらハードディスクが壊れていて確認できなかった・・・ということもあります。何もないときでも最低でも1カ月に1回は操作をして問題が無いかをチェックしましょう。

ポイント5 定期的に清掃する
おそらくどんな機器にも当てはまることですが、定期的な清掃を行うことにより機器の寿命を飛躍的に延ばすことができます。デジタルレコーダーの場合は背面にホコリが溜まりやすく、ファンが損傷する原因となりやすいので気をつけましょう。防犯カメラのレンズもメガネ拭き等の柔らかいウエスで磨くと驚くほど鮮明な画面になることもあります。

ポイント6 記録のバックアップがすぐにできるようにしておく
万引きの現場や強盗犯を押さえた映像などはハードディスクからメディアに残しておいた方が良い場合があります。そのようなことを想定していないと、事件が起きてからいきなり行おうとしても上手くいかずに記録が飛んでしまった・・・ということにもなりかねません。事前に操作方法を確認したり、ビデオデッキを接続しておいたりと用意をしておきましょう。


どのような防犯機器でも細かい運用方法になりますと各お店によってケースバイケースとなってきますので、自分のお店に最適な運用方法を考えて実践することが大切です。極端な話し、機器の電源を入れなければまったく意味がありませんので、開店時の防犯カメラ起動までをマニュアル化しておき、店舗の照明を付けるのと同じくらい当たり前の業務として徹底させるようにしましょう。

従業員との関係は突き詰めていけば信頼関係が無いと成立しないものですが、こと防犯に関しては性悪説を前提に考えないとお店は潰れてしまいかねません。従業員の自主性に頼るのではなく「誰でも運用できる仕組みを作る」ということが一番のポイントです。


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