万引き 内部不正(内引き) を解決する防犯カメラ活用方法 

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第1章
1-1商品ロスの実態を知ろう
1-2万引き被害の現状
1-3内部不正(内引き)の現状
1-4ロス率を割り出す
第2章
2-1万引き犯の傾向を割り出す
2-2効果的な防犯カメラ設置位置の決め方
2-3防犯カメラ設置位置参考図面
2-4防犯カメラで内部不正(内引き)を防ぐ方法
第3章
3-1防犯カメラ設置後の運用方法のポイント
3-2失敗しない防犯会社の選び方


第1-1章 商品ロスの実態を知ろう

商品ロスとは何か? ロスが何と何で構成され、その割合がどうなっているのか? なぜロスが発生するのか? どのように対処しなければいけないのか? そう問われたときに明確な答えを出せる人は少ないのではないでしょうか?

「商品ロスを無くすことが利益を確保するために重要である」ということは分かっていたとしても、自分のお店のロスの実態については正確に把握している人は案外少ないような気がします。

お店のロス率が算出でき正確な数値が分かっても、そのロスの原因が万引きなのか?内部不正(内引き)なのか?伝票ミスなのか? ロスの原因が分からなければ正しく対処することはできませんのでロスの原因を知る必要があります。

 ロスの内訳

内部不正(内引き) 39%
万引き 36%
伝票ミス 19%
その他 6%

上の統計は、米国小売業協会が調査したものです。残念ながら日本において同様のデーターは発表されていませんが、割合的なものは大差ないと考えられます。

ロスは、「内部不正(内引き)」「万引き」「伝票ミス」「その他」の4要因で構成されていることが分かります。 ちなみに「その他」とは納入業者の不正などです。

「万引き」は外部の要因によって発生するロスです。「内部不正(内引き)」・「伝票ミス」はお店の内部で発生するロスです。「その他」は納入業者の不正も多く、従業員との共犯で行われていることが多いため、やはり内部で発生するロスに含みます。そうすると実質64%が内部不正によるロスなのです。

ロス率を下げることは大変な忍耐と場合によっては費用がかかりますので、中には現状のままで良いと思われる方もいるかもしれません。しかし、ロス対策を行うことにより、売上高・経常利益・売上原価は大幅にアップしますのでロスを放置することはかなりの利益を損していることになるのです。ロスを放置したまま売上を伸ばそうとすることは、例えるならブレーキを踏んだまま車のスピードを上げようとしているようものです。

一般的に、「売上を上げる努力に30の力」を使った場合と「ロスを減らすことに10の力」を使った場合の売上増加率は、ほぼ同等になるそうです。 このことからもロスを減らすことの重要性がよく分かります。

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